2021シーズン開幕迫る

カミック獲得の記事からかなり時間が空いてしまいましたが、自分は至って元気です。コメントメッセージでご心配して頂いた方ありがとう御座います。



ちなみにカミックの件、実際ジュビロ強化部はまじで彼に正式オファーしたみたいなんですよね。


で、見事に振られてカミックとヴィスワ・プウォツクは契約更改を済ませてプロテクトされてしまいました(更にこのあと磐田からボスマンルールで狙われないようにね)


あれだけカミックが考え抜いてポーランドへ戻る選択(ジュビロとの契約更改を断って)をしたのにこんなすぐ戻ってきてくれるわけないっすよね。普通に考えて・・・。正直秀人さんは強化部長向いてないと思うんスよねぇ・・・　GKどうするのかな。

⏳ Dokładnie rok temu @21kamyk po raz drugi w karierze związał się z Wisłą Płock. Od tamtej pory zagrał w 2⃣6⃣ spotkaniach i 9⃣ razy zachował czyste konto. 🧤🔝⤵#OnThisDay

— WislaPlockSA (@WislaPlockSA) February 6, 2021

さて、今季の開幕が迫ってきて、ヤットさんきっかけでジュビロを応援するようになった人や大津祐樹等の加入で開幕を楽しみにしてる方もいると思うのですが、

私個人としてはここまで過去一ワクワク感のない開幕前となっています。


鈴木政一監督がどのようなサッカーをするか。

皆さん自分の頭の中で言葉に出来ますかね？


私は昨シーズンの鈴木監督の戦い方を見て感じたことは、


ジュビロはもう一回名波ジュビロをやるんだなということです。(名波さんはいないですけどね)



フベロ監督の組織的で緻密な立ち位置を重視するポジショナルプレーと比べて、

選手各々の大幅なポジションチェンジを推奨し中央にかなりの選手が近寄ってきて密集するサッカーですよね。



これは名波ジュビロ後期～末期にやっていたサッカーそのものです。(俊さん中心に躍進した2017年のサッカーはまた別物です)


で、結果は全く上手くいきませんでした。


鈴木政一監督は名波監督にとってメンター的存在の人であり、名波さんが最も影響を受けた人物で当然サッカー観も非常に似ています。



私は正直もうあの名波体制後期～末期のサッカーは見たくないですよ・・・。選手たちはみんな一生懸命走って頑張るけど、全く上手くいかないし、監督は「シュート打てシュート打て」言うけど具体的なビルドアップや崩しの「型」は落とし込まず

「選手たちで話し合え」「自由に創造性を発揮してゴール前でアイディアを出せ」

というのはどう考えても辛いものがあり、結局敵陣で詰まって強引なミドル、タフショットが増えるだけ。山田大記とかかなり顕著でしたけどね。



例えばもし、名波監督のサッカーが素晴らしい結果を出して勇退しチームを去りました。その後スペイン人監督を連れてきて全く新しいスタイルに挑戦しましたが結果が出ず解任しました。　名波監督のサッカーで素晴らしい結果を出したのでなるべくそれに近いスタイルを持つ監督として鈴木政一監督に今後を任せようと思います


という磐田フロントの思惑ならそれは合理的判断だと思いますが、

事実はむしろ真逆です。

なぜあの上手くいかなかった名波ジュビロの後期～末期のスタイルに戻すのか。



フベロ監督の意向を無視してヤットさん獲得を裏で進めていたことがメディアにリークされ、育成組織出身で確実に台頭していた上原力也を不当に干してレンタルでチームから出したこと。

フロントがこんなことやってたら現場は上手くいくわけないでしょう・・・。



フベロ監督や上原力也を失ったことの喪失感は未だに根深いです。自分の中で。

この感覚はジュビロを長年応援してきたファンサポーターの方なら分かって貰える感覚だと思うのですが・・・
皆さんはどうでしょうか。


→ジュビロ2020、補強、選手・スタッフの入れ替えに関する考察

これは丁度去年の今頃(開幕前)に書いたブログで、勿論加筆修正なんかしてませんが、

私はよくコメント欄やSNSでも『管理人さんはフベロ監督擁護派ですよね』とか『フベロ信者』とか言われたりしてましたけど、

＞このようにジュビロは間違いなく和式からスペイン式の哲学へと舵を切ったわけですので、

もし将来的にフベロ監督がジュビロを去るようなことがあったとしてもスペインの攻撃的なフットボールの哲学は変えずに継続して欲しいと思っています。その後の監督も同じようにポジショナルプレー路線で選ぶべきですし、

一番良くないのがフベロ監督のポジショナルプレーがダメだったからといってじゃあ今度は真逆のカウンター主体のサッカー哲学に変えちゃうとか、それは一番やっちゃいけないことだと思います。何事も継続が重要ですから。

この記事で書いたようにフベロ監督ただ一人のことを熱烈に支持していたわけではないのです。フベロ監督も勿論ですが、スペインの哲学、ゲームモデルをジュビロの今後の指針、フィロソフィーとして構築し落とし込んで行くことを強烈に支持していたのです。
（名波監督のサッカーでは駄目なんだということを学んだ、雰囲気だけ良くてもJリーグでは勝てないことを学んだ、戦術の重要性をこれでもかと思い知った）


だからもしフベロ監督が結果を出せなくなったらせめて同じ哲学の監督、日本人監督でもモダンサッカーを勉強している監督を後任に選ぶべきだったと今も強く思ってます。


実際フベロ監督のスペイン式の指導で上原力也も、小川大貴も、伊藤洋輝もめちゃくちゃ伸びたと思ってます。素晴らしい成長を見せてくれた・・・。


でも鈴木政一監督がまず初めにやったことは、そのフベロサッカーをぶっ壊すことでした。

鈴木政一監督はNボックスの発案など磐田黄金期でタイトルをもたらした監督ですが、当時のジュビロは既に主力が育ちきっていて、それはそれ以前の歴代監督やドゥンガなんかがピッチ上の監督として選手たちをしごきあげていたあとのことであり、

決して鈴木政一監督はベースからチームを作ることは得意ではないと感じています。やはり戦術面で確固たる「型」は持ってないと感じるので。(守備戦術は特に壊滅的に酷いと思っている)　一からチームを作り直すことに関してはアルビレックスで大失敗し最終的にチームを当時のJ2で19位まで落として解任されています。

磐田・大久保嘉人が早くも危機感を吐露。「このままだと去年と同じ」#soccer #Jリーグ #jleague #jubilo #ジュビロ #ジュビロ磐田 #大久保嘉人https://t.co/CpYiAUaFcO

— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) February 25, 2019

＞センターフォワードの大久保嘉人、トップ下に入った中村も頻繁にポジションチェンジを繰り返し、相手の守備網に揺さぶりをかけようと試みている。もっとも、自由自在でポジションレスなスタイルと言えば聞こえはいいが、実際は「下がると前に人がいなくなるし、前にいてもボールが来ないから、どうしようかなと」という大久保の言葉が現実だろう。

これは2019シーズン開幕戦後の大久保さんのインタビューですが、自由にポジションチェンジして中盤に人が密集することで起きる前線との間延び、FWの孤立の問題が浮き彫りになっていたわけですが、鈴木政一監督のサッカーでも同じことが今年も起こると私は感じていますし、実際もう去年何度も見ました・・・。


今回のキャンプ中もTMでなかなかゴールが生まれず苦しんだようですね。怪我人も開幕前なのに多発している・・・　



私はとても心配ですよ・・・。

まぁでもヤットさんは「ぶっちぎりで昇格する」と言ってますし、楽しみにしてる方も沢山おられると思うのですが。

これが今の自分の心情ですね。最後までご覧いただきありがとう御座います。



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-Author Profile 管理人けいす-

左利き・東京都生まれ
静岡には一度も住んだことはないが小学1年生の頃に親にジュビロキャップを買ってもらい
そこからジュビロを好きになる

98フランスW杯で名波浩、ゴン中山、中田英寿に魅了され一層サッカー好きになる

学生時代のポジションはLWB、LB、CB(3CB左ストッパー)、DMF

大学時代はフットサル・草サッカーサークルでベッキ・ゴレイロでプレー

海外サッカーはここ数年専らイングランドプレミアリーグがお気に入り(贔屓目クラブは特に無し)
Football Managerシリーズ愛好家。(愛機は自作のWindows10)
HIPHOPヘッズ。



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